トップページへ


犬鳴川河川公園の

の種類


(この掲載の一部は、犬鳴川みどりの会の「広報部会」から提供されました。
今後、内容の変更・充実を図っていきます。)

出典:原色植物検索図鑑(北隆館)1962 、「花の事典(和花)日本の花・伝統の花」(講談社編)



花・草
(季節によって
変わります)












 荒れた畠、原野の荒れ地などに最も普通の一年草。全体の大きさ、茎や葉などは、コゴメカヤツリによく似ています。花序の部分も、似ていますが、小穂は長さ7〜12o、幅は1.5pで、15内外の花が、2列に並びます。りん片は、中脈が先端に突出し、果実よりわずかに長い。柱頭は3個。
〔分布〕本州・四国・九州

目次へ






キンシバイ(金糸梅・オトギリソウ科)
めしべが金の糸のように見えるから金糸梅と呼ばれる。(右写真:犬鳴河川公園のキンシバイ)
  





花 期  五月から六月
 日陰地にも耐え、湿気ある肥沃地を好みます。
成長はやや遅く、‥大木の移植も可能で、耐潮性があり、都市環境にも適応性がある木です。

目次へ
桜】 

 落葉高木、バラ科 サクラ属

 春爛漫と咲き誇る桜の花の美しさ、落ちゆく花の風情が古くから日本人に愛され、花といえば桜を指すほどです。
桜には、多くの種類がありますが、犬鳴川河川公園には、次の二種類が植えられています。


●染井吉野(そめいよしの 右図)
 江戸時代に染井(江戸)の植木屋から世に広がったのが名前の由来といわれています。この品種は、新葉よりも先に淡紅色から白色の花が木全体をいっせいに覆うのが特徴です(右は犬鳴川河川公園から)。
 また、毎年発表される開花前線はこの染井吉野の在を基準にしています。

●枝垂れ桜(しだれさくら 右図)
 枝が下垂するのが特徴の園芸品種で江戸彼岸系です。淡紅白色の花を咲かせます。この他にもやや濃い花色の紅枝垂(べにしだれ)や八重紅枝垂(やえべにしだれ)などの品種もあります。

※ 「花の事典(和花)日本の花・伝統の花」(講談社編)から引用
目次へ











   ミソハギ科サルスベリ属
     Lagerstroemia indica   (Lythraceae)
   別名 ヒャクジッコウ(百日紅)
 中国南部に分布する寒さに強い落葉低木または高木で、樹高3〜10bになる気持ちよく枝伸ばした先に、細かくちぎれたような花をたっぷりつけます。木の幹は白く滑らかで、「木登り上手のサルも足をすべらせるほどだ」というのが名前の由来になっています。。同属の植物は、インドから東南アジア、ニューギニア、オーストラリアにかけて60種ほどあり、常緑の木本類が多いが、日本ではサルスベリ以外はほとんど栽培されていない。サルスベリは幹が平滑で、そのため木登りが得意な猿でも滑って落ちるだろうと言う意味だが、あまりいい名前ではないので、園芸上は、開花期間が長く百日に及ぶことから、百日紅(ひゃくじっこう)と呼ばれることが多い。葉は枝に互生し、楕円形で柄がない。花は円錐花序に咲き、花径4cmくらい、花弁は6枚で、萼も六つに裂けている。雄しべはたくさんあるが、そのうち6本が長い。花色には紅・赤紫・ピンク・藤色・白などがあり、ピンクに白い縁取りのあるものがある。また、葉が斑入りになるものもある。属名はリンネが友人だったLagerstroem(1691 - 1759_にちなんでつけたもの。
  品種
 タネとして発売されているのは、タキイ種苗の「一才さるすべり・あすか」だけである。一才とは、種まきや挿し木、接ぎ木から1年以内に開花・結実するという意味で、この品種も春まきでその年の秋には、たとえ高さが10cmくらいでも花が咲く。矮性種で樹高1bほどなので、鉢植えや花壇の背景などに植えて愉しむことができる。
  栽培
 種まきは4月下旬から5月上旬我欲、浅鉢に水はけの良い土を入れて蒔き、2mmくらい覆土うぃておくと、十日くらいで発芽する。一度仮植えしたあと、花壇や鉢に定植する。鉢植えの場合は、5寸か6寸の素焼き鉢でよいが、花壇に植えるときは、その年は高さが15〜25cmくらいで開花するものの、翌年には70〜80smくらいの立派な木になるので、考えて植える必要がある。百日紅は適地に植えるとよく生育するがうどん粉病に弱い。日当たりと排水の良いところを好む。
  利用法
C一才物は主に鉢植えにして愉しむが、花壇の背景にすることもできる。普通の百日紅は庭木として植えられる。





シソ科 原産地‥中南米
 河川公園の花壇の中で明るく彩りを添える花々。太陽の光を反射しているようなマリーゴールドのオレンジや黄色、そして真っ赤なさるぴあ(この2種類の花は、河川公園をはじめ町の至る所で見かけることができます。
 宮田町に「町の花」があるのをご存じですか?昭和51年、町制50周年記念に数百種の中から、親しまれやすく栽培が簡単で風土に適していると、この2つが選ばれました。
 私たち大鳴川みどりの会も、これからそんな意味を込めて花を植えて育てていきたいものです。





 山野の林の下などの陰地にはえる多年草です。
 葉は、濃い緑色の広い剱形で長さ30〜60p、幅1.5〜3p。扇状に広がり、かたむいて裏表の別がある。葉の間から花茎を立て、節ごとに枝をわけ、ジグザグに曲がります。花は直径5〜6p、外花被は、さかさ卵形で緑は細く切れ込み、中脈の上には、突起があります。内花被は狭いさかさ卵形で先は2裂します。果実はごくまれです。
 ○分布 本州、四国、九州

【シャガ】 (着衣、射千)
    宿根草 アヤメ科アヤメ属
    花言葉 反抗的

 緑大橋のたもとに銀色に光る地球のような丸いタイムカプセルがあります。その周りに巾広の細長い葉が一面に繁っています。シャガです。
 語源はヒオウギの漢名「射千」を音読みしてこの植物にあてたといいます。
 中国原産のものが野生化したもので、古くから林の中の小川の傍らなどに自生し、庭の下草に使われてきた丈夫な宿根草です。
 4月から5月にかけて薄紫のアヤメに似た小さな花をつけます。
 半日陰のやや痩せた土地を好み、細い根茎を長く無数にのばして、先々に子苗をつけるため増えすぎて困るほどです。





 池や溝の緑にはえる多年草。よい香りがします。茎は太い地下茎で横にはい、下面からひげ根をおろします。葉は明らかな中脈があり、剱状で直立し、長さ50〜80p、幅1〜2p、両面が同じ形で、もとは二つに裂けてさやになり、次の葉を抱いています。花茎は葉より短く、やや平たく、円柱状の葉をつくり、小さな花を密集し、やすり状になります。花茎の先に1枚の長い苞子がでます。
分布は、北海道、本州、四国、九州。

目次へ


分類:ラン科
 開花時期 :4〜5月
 
原産国 :本州(関西以西)から沖縄の山地等

 紫欄(シラン)という名前は花の色からつきました。山地や岩場等に自生する多年草で、草丈が30〜70cmで、葉が15〜30cmと大きいです。比較的に湿った林や岩場を好みます。



【ススキ】(芝・薄)
   イネ科 多年草
 日本全土に分布し、平地や山地の日当たりの良い場所に群生する。
 別名茅は、茅葺き屋根をふ<ことから刈屋根の意味を言う。また吉名の尾花は花穂の姿からきた呼び名で秋の七草の一つである。
 ススキの根には、ナンバンキセルか寄生する。

参考文献「野草ガイドブック」(おくやまひさし著 (株)永岡書店発行)






 溝の縁、谷川の岸などにはえているが庭にも植えられます。ショウブに似ていますが、全体にやや小さく、葉は濃い緑色で幅が狭く(4〜9o)、中脈がありません。花茎は高さ10〜30pで平たい三角形。穂は花のときに、長さは7〜15p、幅3〜4oで、ショウブよりはるかに長くて、細く、やや直立します。穂の付け根から、狭い葉状の苞が長くでています。
〔分布〕本州・四国・九州










椿


センダン科 原産地・中国
 用途:庭園 街路樹
 成長が極めて早く、樹高15〜20m、幹径30〜40pになる落葉高木


 河川公園の入口、エントランス広場の4株のチヤンチンは(右写真はその一つH.13.12撮影)今、禄の葉をたくさんつけ、すっきりと伸びています。
 ご覧になりましたか? 今年の5月にそのうちの1株が新葉を淡いピンク色に染め上げ、わたしたちを驚かせました。
 新葉の美しさが特徴のチヤンチンの木、その優しい姿に見とれてしまいました。
 この木はめずらしく、福岡市植物園に1本、天神岩田屋前の交差点横に2本あるのは知っていますが、それ以外の所ではまだお目にかかったことがありません。
 ところで、宮田町が群生の北限である高木「チヤンチンモドキ」は、この「チヤンチン」の″モドキもの”とでもいうのでしょうか。形態や特性が似ています。




目次へ









   宮田の希木!【チャンチンモドキ】
 
   ハゼ科 チャンチンモドキ属
    原産地 タイ・ネパール・中国南部
    南九州
  *一属ー種です





  河川公園エントランス広場のチャンチンの木の先に東屋があり、その少し先の2本目に笠置山の実生苗(上左写真:前宮田町教育長沖氏宅で育苗)が植えてあります。葉は互生の奇数羽状複葉(ハゼノキの葉の形)で初夏には枝先に円錐花序をつけ紫褐色の小さな1pぐらいの花が咲き雌雄別株であるこの木は、雌株が秋にラクピーボール状の2p前後の実をつけ、成長は極めて早い落葉高木です。木材の用途として軽く腐れにくいので水桶が最適です。中国では造林種として扱われ、黄白色の完熟した果実の果肉を生食したり、また酒にします。緑色の未熟な果肉は生食し、またピクルスにするそうです。
 (写真は、千石公園のチャンチンモドキ
 (木や花の研究部会 来島 鴻司)   ※ 犬鳴だより第11号から編集

 ※ 宮田の千石公園で見つかったチャンチンモドキは、
        日本での北限と言われていますが、現在調査中とのことです。 

目次へ











 一年草 ツユクサ科ツユクサ属 
 花言葉 尊敬


 分布は日本全土、畑や空き地、道ばたなどに群生しています。梅雨どきの緑の野に空色の花をつけるこの野草は広く人気があります。
 全草やわらかいのに節のところから、根をのばす生命力の強い草です。摘んだ花を水に差しても、花は一日でしぼんでしまいます。
 古くは染め物の原料に使われ、着草(つゆくさ)とも表しました。また月草は「つゆくさ」の古名です。

目次へ









多年草 ナデシコ科
 花言葉 思慕(しぼ)

 なでしこは万葉の昔から詩や歌や絵の題材とされ、秋の七草の一つとして親しまれています。 
 なでしこの仲間は、ヨーロッパ、地中海、アジア、南アフリカなどに約300種類ほどあり、広く分布しています。
 当河川公園でもこの秋に、なでしこの苗を植える計画があります。
 花を咲かせた後、冬の寒さに耐え、春にはさらに美しい花を咲かせてみなさんの目を楽しませてくれることでしよう。
 ※「新・園芸クリニックB」 (NHK出版)より写真引用





目次へ





 日々草(日日草)
 
  一年草 キョウテクトウ科
            カタランサス属
   花言葉 楽しい思い出・友情


 それぞれの花が毎日新しく開いて、花期が長期に及びます。次々と日々花が咲くのでこの名が付きました。
 日本には江戸時代中期に渡来。制ガン作用を持つビンクリスチンなどのアルカロイドを植物体に含むため、薬≠早としても利用されます。
 寒さには弱い花ですが、花が終わったあと10センチ位に刈りこみ、5度C以上に保てば越冬もできます。
 河川公園花壇の日々草。暑さに負けず元気に咲き続けて<れました。

目次へ






  キク科 半耐寒性の一年草
  和 名:ヌマザワギク

 春の河川公園に直径2〜3センチの菊のような白い花をつける丈の低い草花を見ます。ノースポール(クリサンセマム)です。
 日なたならどんな士でもよく育ち、沢山の花を咲かせます。
 原産地は北アフリカで、日本には1970年代に輸入され、花壇用として広まりました。
 増殖は種まきで、一度花壇に植えると翌年春先に自然に生えて<ることがあります。

写真は、「アーバンガーデニング花による緑化マニュアル」(花菓会編)よリ







【ハイビャクシン】(這柏憤)
    ヒノキ科

 イブキの変種で、壱岐・対馬・朝鮮半島などの海岸に自生する。庭園に植えられることガ多い。
 枝は地を這って横に広がる。葉は緑色、非常に密生し、ほとんどが長さ6〜8mmの針状である。
 雌雄異株で(まれに同株)、4月頃に開花し、直径7〜8mmの緑色の実が翌年の9〜10月に黒紫色に熟します。

目次へ
【萩】 低木、マメ科ハギ属

 秋の七草の一つで、紅紫または白色の の花をつけ、楚々として可憐で美しく、細い枝ごとしなやかに揺れるさまや、仲秋に散りこぼれるさまは昔から多くの人に愛され、秋の花として「萩」の字がつくられたといいます。
 また、日本には世界でもっとも多くの種顛があり、万葉時代にはすでに栽培されていました。「万葉集」に歌われたハギの歌は百四十一首を数えます。


 その一首

 
秋の野に 咲きたる花を 指折(およびお)り
  かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
 萩の花 尾花 葛花(くずばな) 瞿麦(なでしこ)の花
  女郎花(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔(あさがお)の花

                      山 上 憶 良

          また、この歌で秋の七草が決定的ともなりました。
目次へ






 【ハナショウブ】(花菖蒲)
   アヤメ科 耐寒性多年草

 美しいハナショウブ(左写真)は、日本、朝鮮半島、中国東北部などアジアの温帯地域に広く分布する野性のノハナショウブ(野花菖蒲:右写真)をもとに育成・改良された日本独特の園芸植物。
 江戸時代中期以降、各地で改良が進み、約二千以上の品種がある。江戸を中心として粋な花姿の江戸系が発達し、その後、豪壮華麗な肥後系、清純で優雅な伊勢系が生まれる。乾燥は嫌うが、水生ではないので、池の近くなど日当たりのよい場所に向く。
 開花時は5月下旬から6月上旬。
 なお、ショウブは、葉の形が花菖蒲とよく似ているが、サトイモ科の植物である






 河川公園の水や花 シリーズ17
【八八コグサ】(母子草)
         キク科 二年草
 河川公園を歩いていて、せせらぎ水路の傍らの母子草に気付かれた方も多いでしょう。
 日本全土の畑、道端、庭など、どこでも見かける雑草で、春の七草でオギョウまたはゴギョウと呼ばれておなじみです。
 中国からの帰化植物で茎、葉、共に白い綿毛に覆われ、春から夏に茎頂に黄色の頭花が集って咲きます。

老いて為 なつかしき名の 母子草
              高浜虚子
 参考文献
 日本の野草 「春」 (菅原久夫編 小学館発行)




すみれ科 ビオラ属
 花言葉 私のことを考えて
 
 属名のビオラは基準色が紫であることに由来しています。
 暑さには弱いのですが、寒さには強<冬の花壇を飾る主役です。
 和名をサンシキ(三色)すみれといって、花色は黄、紫、赤紫、赤、桃、白、橙とさまざまで覆輪(ふくりん)咲きもあります。また食用にも供されます。






 原野の路傍や墓地付近などに多い多年草。
 地下に円い円形のりん茎があり、秋に葉を出し、翌年春葉は枯れ、花の頃には、葉がありません。
 葉は、細長く、長さ30〜40p、幅6〜8oで緑色が濃いです。9月に太い円柱形の花茎を出し花を開きます。花被片は6枚で細長く、緑にちじれがあり、強く外にそりかえり、もとは合さって筒状になります。雄しべは、花被より少し短く、外に出ません。果実を結びます。
○分布 北海道、本州、四国、九州


目次へ




  マメ科 フジ属(wisteria)
  花言葉 陶酔する恋
 東アジアと北アメリカの温帯域に約9種が知られ、いずれも落葉性、つる性です。日本ではフジ(ノダフジ)とウマフジ、中国原産のシナフジが主で、ほかに北アメリカ原産のアメリカフジをまれに見ることがあります。
 立木などの幹につるが食い込むように巻きついたフジをよ<見ることがありますガ、右巻きのはフジ、左巻きのはヤマフジです。
 河川公園のフジは少しずつ枝が伸びてきました。見事な花房がいっぱいの藤棚となる日も近いでしょう。
(上写真は「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 フジ」)
 <日本放送出版協会発行>から)








 キク科 原産地‥中央アメリカ


トップページへ