地域の

紹介

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このコーナーでは、宮田町の地域公民館の一つである上大隈公民館をごく簡単に紹介しましょう。地域の人々の「地域愛」とその豊かな活動をご覧ください。



 宮田町には、50ほどの地域公民館があります。その中で、100年ほど前から受け継いできた伝統行事である『十七夜祭奉納演芸会』(下写真) を現在も更に活発に地域上げて催している上大隈公民館を紹介します。
 昨今は、核家族化や少子化などの加速により、地域の連帯感や人間関係の希薄化が進んでいて、多くの地域で、公民館行事など地域活動は停滞気味です。そんな中、上大隈公民館は行事のための公民館というより、地域活動を推進する拠点としての公民館活動を目指しているように感じます。
 この公民館は、個性ある地域活動の担い手として町内外から注目されています。
 その伝統に抱かれてか、町内における生涯学習の先駆けとも言われています『上大隈光明学院大学』(高齢者対象の当公民館の活動)は昭和三十六年に開設されました。そこでは七十人を超える高齢者の学ぶ場になっています。
 また、洋裁教室や生け花教室(右写真)など独自のサークル活動などを持っていまして、それら成果を宮田町公民館まつりなどで発表しています。
 こうした豊かな活動の数々に「どうしたらこんなに公民館活動を充実させることができるのですか。」町内はもちろん、遠方からも見学したいと多くの問い合わせがあっているそうです。
 この公民館の館長を務めて九年目になり、これだけ生涯学習の場といえるほど地域の公民館活動を高めてきた今村館長さん(右上写真)ですが、「自分一人が頑張っても地域活動はできない」と後継者育成に余念がありません。「若手は仕事が忙しく、地域行事に参加しにくいのは事実。しかし、役員が六十歳以上の人ばかりでは、将来、地域が大切に受け継いできた行事が途絶えてしまう。」と危機感を募らせ、若い人も役員として登用するなどして毎月一回は役員会を開くようにしました。若い人を巻き込み、確実に若手を育成している様子を見ることができるようです。
 「自分達の手で自分達の地域の色をだしていきたい。」
 「行事を通して地域の輪をつくりたい。」
と語る今村館長と金川副館長。この言葉に表された思いが地域の皆さんと共有できているからこそ、多彩で個性ある公民館活動ができるのでしょうか。


上大隈公民館の大研修室に
この1年間の行事の数々の記録が
この広い研修室の周りに掲示されています。


左から今村館長さんと金川副館長さん

サークル活動の一つ「生け花」

「大人と子供の交流会」

地域のほとんどの子供が参加して、
出し物などをそれぞれ出し合い
和やかに交換します。


子供とお年寄りとの
ゲートボール交流試合

その上大隈公民館の行事を下記の「平成15年度の予定表」でもって紹介しましょう。

先述したところですが、地域公民館として、伝統行事や独自の取組を数多く仕組んでいます。
それも各部、そして、町内会や町行事と連携を取り合って素晴らしい構成になっています。

他の地域公民館の活動の参考になればと当公民館の了解を得て掲載しました。


平成15年度上大隈公民館年間行事予定表

総務部 文化部 福祉部 体育部
4月 役員会
公民館だより発行
第1回運営委員会
民謡 洋裁 習字

健康 囲碁教室
光明学院大学(老人会)第43回入学式
5月 役員会
第2回運営委員会
民謡 洋裁 習字

健康 囲碁教室
福祉施設視察研修

健康体操
6月 役員会 民謡 洋裁 習字

健康 囲碁教室
介護体験・講演「痴呆を理解する」 第17回宮田町ビーチボールバレー大会参加
7月 役員会
福岡県公民館大会
伝統行事
上大隈十七夜祭
上大隈十七夜祭 第43回宮田町地域公民館親善バレーボール大会
8月 役員会
公民館だより発行
上大隈供養盆踊り 上大隈供養盆踊り
9月 役員会
第3回運営委員会
上大隈敬老祭 上大隈敬老祭 第2回壮年ソフトボール大会
10月 役員会 民謡 洋裁 習字
健康 囲碁教室
上大隈公民館旅行
上大隈公民館旅行 宮田町町民体育祭
11月 役員会
公民館だより発行
民謡 洋裁 習字
健康 囲碁教室
上大隈公民館文化祭
上大隈公民館文化祭 第13回上大隈ビーチボールバレー大会
12月 役員会 公民館大掃除(26日) 公民館大掃除(27日)
1月 役員会 民謡 洋裁 習字
健康 囲碁教室
七草会(7日)
七草会(8日)
2月 役員会
公民館だより発行
民謡 洋裁 習字
健康 囲碁教室
町公民館祭展示作品準備
3月 役員会 第14回宮田町公民館祭参加 上大隈独居老人訪問

光明学院大学落第式


子供会育成部 青年部 関係行事
4月 上大隈新一年生訪問(祝) 光明学院大学(老人会)第43回入学式
5月 上大隈区総会
婦人会総会
第1回館長会議
6月 町子供指導者研修会参会 町子供指導者研修会参会
7月 上大隈十七夜祭に子供会参加
子供会千石キャンプ
町地域公民館親善バレーボール大会
上大隈十七夜祭
子供会千石キャンプ
町盆踊り講習会
第2回公民館長会
福岡県公民館大会参加
8月 盆踊り練習
上大隈供養盆踊り参加
子供プール
上大隈供養盆踊り参加 町七夕席上揮毫会参加
九州公民館研修大会参加
9月 敬老祭に子供会参加 敬老祭参加
第2回壮年ソフトボール大会参加
第2回公民館長会
町人権問題懇談会参加
10月 宮田町町民体育祭参加 宮田町町民体育祭参加
11月 第14回上大隈ビーチボールバレー大会 第4回宮田町公民館対抗卓球大会参加 町青少年健全講演会参加
12月 クリスマスの集い 上井大隈婦人会

氏森大神祭
1月 七草会(8日) 厳島神社新年式典
上大隈3分団出初式
宮田町成人式参加
2月 宮田町公民館長研修会参加
3月 光明学院大学落第式
公民館長会参加



上大隈地区の歴史探検

(1)イベントのいきさつ
 かねがね私たちは「何が地域に求められているのか」と 公民館役員会で投げかけ、子ども会育成部を中心に公民館事業を検討してきたところであります。 その中で、少子高齢化社会の中で地域社会とりわけ公民館活動に何が求められているのか、迷うことの多い昨今、原点に立ち返り上大隈の歴史を子ども達のみならず大人が再認識すべきではないかとの想い等から、上大隈にある歴史的遺産を見直そうとなりました。例えば、長期間継承され地域連帯の醸成に役立っている17夜祭の起源も大昔、地域に流行した疫病退治の祈願に由来するものであることに気付かされるところです。
(2) 計画
 そこで、平成16年7月14日宮田町学習支援ボランティア 清水範行 氏を講師に要請、公民館役員が、上大隈公民館での座学に引き続き、現地にて指導説明を受け研修致しました(平成16年7月21日付既報告のとおり)。
 その後、研修を受けたことを土台に、宮田町史の研鑽、地域の高齢者などに語り継がれている噂程度のものの掘り起こしの為の聞き取り調査を継続する一方、事業の発案者の提案理由の説明を行うなどして、役員自身の意識高揚をはかり、子ども達への説明の方法、内容の検討を行った。その中で、毎月17日に老人会が観音様で実施しているお観音行の祈願を子ども達にも体験する事にする為、関係の老人会のメンバーに協力を要請しました。
 実施日は、11月の公民館役員会で、クリスマスのイベント日に[上大隈の歴史探検]を実行する事と決め、11月19日と定めた。以前に根回ししていた老人会の関係者へ要請すると、子ども達との触れ合いの場がこれまで少なかったこともあり快諾を得た。
 11月19日午後1時に子どもたちは、上大隈公民館に集合、小学5、6年生を班長とする班を編成、各班に公民館役員及び保護者各1名を配し、途中の交通事故防止などに万全を期し実施した。
(2)順路
  ○ お観音様で「百万遍大念珠繰り」を子ども達に老人会の指導で体験
  ○ お観音様の上り口にある道標
  ○ 谷頭の道祖神
  ○ くらやま
  ○ 上大隈古墳
  ○ 大神家に保管されている古墳から発掘された壷(現物を見学)
  ○ 厳島神社
厳島神社前で説明を聞く子どもたち
(3) 実施の中で‥自然への意識化
 上記の歴史探検の途中、道端に生育しているヨモギ(通称ふつ)を発見し、効用について、尋ねたが、餅に入れる事を知る子もいたが、血止めになる事に関しては、大人の一部にさえ初めて耳にする人も存在した。子ども達に自分達の回りの自然に対する草花、自然の環境に眼を向けさせるよう説明した。
(4)反省点
 今回は、上大隈の東を中心iこ約1時間30分前後の行程であったが、坂道、山の中など健常者対象の行事であった。ビデオなどを活用して録画し、参加出来なかった人に視聴させることによっても、感動を与える事が可能であったと思える。





平成16年度上大隈公民館文化展

宮田町の地域公民館50の一つ「上大隈公民館文化展」が
平成17年3月20・21日の2日間、
その地域の人々のみの出品によって開かれました。

その折のスナップ写真3枚をここに載せます。

 女性の方々による手作りのバックや衣料品、生花などの展示が見えます。左には、ゆっくりと観覧してしているお年寄りの姿が印象的です。
 たくさんの絵画、写真など見えます。狭い地域の方だけの出品でこんなに豊かに・・・。
 子どもたちも参加しています。未来ある子どもの為にも開いたともいえる文化展、その趣旨をしっかり確認できました。素晴らしい文化展、そして地域の皆様、ご成功を祝します。