〜地域における生涯学習構築の基盤を求めて〜

       生涯学習構築の基盤


「学ぶ喜びの地域づくりを考える会」サークル(H.14.4.24)における今村隆信氏(前福岡県立社会教育総合センター参事兼事業課長)の講話を聞いて


 今回は、生涯学習について、基盤となるお話を聞きましたので、ここに私の思うことを2項目だけですが、まとめてみました。      



 ○生涯学習のイメージフレーム

・生涯学習の範囲をみてみましょう。
 
 下の表をみられると、生涯学習の範囲は実に広いものでしょう。「朝起きてから全て・・・」この言葉がまさに生涯学習の意味「全て」を表しているように思います。
 とくに下二つの「偶発的に出会ったこと」そして、「悪しきことを習う、憶えることも該当する」!!・・・というお話を聞いて、私はすっきりしました。まさに一人ひとりの学習を進めるためには、私たちの周囲の環境をつくる、まち・地域づくりがほんとうに大切なのだと。

 ところで、下表から「学校教育は、生涯学習の一部」?、そうなんです。一部です。学校こそ、生涯にわたって学習していく基礎の力を付けるところなんですね。学校教育活動をそのようにみていくと、本質的な教育・学習とは何かの把握につながることでしょう。







 領  域           例示等














学校教育 幼・小・中…大、大学院等
(特殊教育諸学校を含む)






家庭教育 家庭における様々な場面で行われるもの、躾等
社会教育 教育委員会の教育事業、施設の事業、学校の公開講座等
民間教育事業 公益法人等の非営利教育事業(PTA、NPO、NGO等)、民間営利教育事業(お稽古ごと、カルチャーセンター、塾、そろばん、スイミングスクールなど)
首長部局等の学習事業 各部局の啓発事業、指導者養成講座等
(普及・啓発・研修・養成・周知・教育・訓練・講習)
企業内教育 社員研修、OJT・OffJT、企業内大学
その他の学習活動
(非組織的学習、偶発的学習)
公益性の低い学習等(個人学習など)、日常生活の中で結果としてたまたま学習する(旅行、出会いなど学習させる意図や学習する意思がない場合)
非合法又は公序良俗に反する学習活動 悪しき学習・・・・

「ふとしたふれあい」も「学習」です。
犬鳴川みどりの会主催「犬鳴川まつり」において)



 
上記の「生涯学習の機会」注釈


  首長部局とは、町長部局とでも言い換えることができましょう。町の主催行事・事業のことを意味することになりましょう。例えば、「町民体育祭」など町の主催、つまり首長部局の行事となりましょう。
 こうして、みるとたくさん首長部局の行事・事業=生涯学習の事業がありますね。

 どこかの町では、行政側から地域に出かけての「出前講座」実践があっているとか。これも首長部局の生涯学習事業に当たりましょう。
 因みに今から5年前には全国の市町村で60ほどでしたが、平成13年頃には全国で出前講座の事業に取り組んでいる市町村は600ほどまでになったとか。



 栃木県鹿沼市では、「街角の図書館」といったようなものを市内のあちこちに設置して、道行く人に自由に本にふれられるようにしてあるとか、まさに「ふとした学び」をも大事にした取組です。
 宮田町にも「読書環境」を高める方法を求める参考にしたいですね。

 ブックスタートを町あげて取り組んであることを耳にしたりしています。幼児期における読書の取組大事なことでしょう。町あげてが素晴らしい。小林虎三郎の「米百俵」、また「教育は百年の計」などが想われます。





○組織などへの生涯学習推進のために「心しておく4か条」

   4か条
1 その体制・組織はどうしたらよいか。  ・その組織に入ったら、その目標・内容を見直す。おざなりのまた飾りの目標などがありはしないか。 
2 情報提供をどうするか。 ・新聞・広報などを発行する。HPもこれからの手段にしていきたい。
3 指導者を発掘する。 ・この組織を支え、発展させていくために。
・ボランティアに意欲的な人。
4 他の諸団体等とのネットワーク化を進める。 ・老人会と手を結ぼう。例えば、朝の体操、交通安全運動などに老人を招いて、子供共に行い、子供を刺激する。地域の教育力アップにもなる。

 以上の、@体制 A情報提供 B指導者発掘 Cネットワーク化 の視点を大事にして地域の活性化に取り組むことが望ましいととらえました。




地域づくりを考える会

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