このページを貴「お気に入り」にワンタッチ追加

水辺の活動チェックシート

若宮田川づくりの会トップへ みやわかふれあいページへ


 アウトドアでの楽しみはなんといっても自然にふれることに集約されるでしょう。日常から解放され、仲間とともに自然の中でのんびりと過ごす心地よいひとときは、何事にもかえ難いものがあります。とりわけ人は水辺に引き寄せられる動物のようで、川のせせらぎを聞きながらうたた寝をしていると、遠く太古の時代へスリップする思い深いものがあります。 岸辺の深い緑、広がる小石の川原、中州には小さな流れが小石を縫うように広がり、深い淵では流れが渦巻きとなり、その下ではなにやら小魚が潜んでいる気配。このすばらしい景観は誰の手も借りずに、自然がじっくり時間をかけて育んできたものにほかなりません。その力を借りて人は心地よい感触に浸るわけで、この至福の瞬間だけは誰にも奪われたくないものと考えます。
 しかし、ひとたび水難事故に遭遇すると、こうした楽しさはすべて奪われてしまいます。では水辺の遊びで起こる事故は、避けられないものなのか。そうではありません。事前に事故に至らぬよう細心の注意意識を持っていれば事故回避は可能といえます。
 川の流れや天候を観察し、自然で起こるさまざまなことに想像力を働かせて、謙虚に自然と接する態度がなにより必要になります。しかし、ひとたび何かが起こったときは自己責任での対処が厳しく求められます。そして事態の判断能力も問われ、これが生死の分かれ目になることが少なくありません。
 このあたりを学習し、鍛え、いつも意識の中に置いておくことが、事故回避につながることになるわけです。
 このホームページには、そうした事故を回避するためにRACが作成した「水辺の活動チェックシート」を掲載しています。楽しい水辺での遊びをより安全で楽しいものにするようお役に立ててください。出かける前に熟読しチエックして意識を高めましょう。
 以上 河川環境管理財団HPの「はじめに」を参考 
※上掲写真は「宮田町学校週五日制事業 生き物調査」から



水辺の活動チェックシート(原案)…RAC講習会資料から
※RAC…River Activities Council  RAC−川に学ぶ体験活動協議会 http://www.rac.gr.jp/

企画段階
  1−1  事業を開催する意図・目的は明雑になっているか。
  1−2  事業の対象者を絞り、対象となる人をよく理解しているか。
  1−3  事業の目的にふさわしい活動内容や活動場所を用意できているか。
  1−4  参加者の年齢に適した場所か。
  1−5  参加対象者の体力、経験にあったプログラム内容か。
  1−6  参加人数の活動に適切な広さはあるか。
  1−7  参加人数の休養できる適切な広さはあるか。
  1−8  他の利用者が予想されるか。
  1−9  同様のプログラムを実施できる予備の場所があるか。
  1−10  雨天の対策や増水などで中止の場合のプログラムを用意したか。
  1−11  客観的な中止の判断基準を決めているか。
  1−12  事業を行う段階で環境に対する配慮が成されているか。

下見・調査
  2−1  活動場所・コース中・移動経路における危険箇所のチェックは十分おこなったか。
  2−2  危険個所があればその対策をしたか。
  2−3  危険個所を排除したコースを選定したか。
  2−4  禁猟区や遊泳規制のある区域を確認したか。
  2−5  上流にダムがある場合、放水計画が入手できる連絡先を確認したか。
  2−6  上流にダムがある場合、計画日時の平常水位を確認したか。
  2−7  使用する河川の当日の水温を想定したか。
  2−8  増水時、減水時を想定した危険個所の変化を確認し対策を立てたか。
  2−9  事故発生時、川からの搬出ルート、手段の対策を立てたか。
  2−10  昼食・トイレ・休憩に適切な場所を確保したか。
  2−11  病院・消防・警察などの連絡先や位置を把握しているか。
  2−12  河川管理者・地権者・漁協などの調整をしたか。
  2−13  河川利用の規制などを確認し、必要がある場合は申請をしたか。
  2−14  河川で出入りする場所の地権者などに挨拶をしたか。

届出・保険
  3−1  使用する公園などの管理者に利用の届け出や許可申請をしたか。
  3−2  警察や消防署に届けを出したか。
  3−3  参加者は全員、傷害保険と賠償保険に入ったか。
  3−4  スタッフは全員、傷害保険と賠償責任保険に入ったか。
  3−5  主催者は賠償責任保険に入ったか。
  3−6  加入した保険の内容を参加者、スタッフに伝えたか。
  3−7  保険の対象になる内容を知っているか。

募集・受付
  4−1  募集チラシを用意したか。
  4−2  実施目的や内容が参加者に伝わる表現がされているか。
  4−3  参加条件を示してあるか。
  4−4  プログラムのリスクに対して保護者が理解しやすい表現をしているか。
  4−5  持ち物をわかりやすく説明しているか。
  4−6  中止や変更がある場合の連絡または確認の手順が明記されているか。
  4−7  問い合わせやキャンセルの連絡先は明記されているか。
  4−8  事前に参加者の情報を把握できる参加申込書を用意したか。
  4−9  身体能力・ハンディキャップの確認はできているか。
  4−10  水泳の能力は確認されているか。
  4−11  参加の理由を確認しているか。
  4−12  参加者のレンタル品のサイズが確認できているか。
  4−13  参加者の保護者の同意を確認できているか。
  4−14  申込・受付・質問など問い合わせに対応する体制はできているか。
  4−15  参加者数を把握しているか。
  4−16  参加者情報から対策をとれたか。

説明会
  5−1  参加内容を説明したか。
  5−2  プログラムの内容を説明したか。
  5−3  天候などの理由でプログラムが予告なく変更、中止される事を告知したか。
  5−4  加入保険の説明をしたか。
  5−5  服装・靴などの説明と持参品に対する説明をしたか。
  5−6  プログラム上で想定される危険を知らせているか。
  5−7  自分の判断で行動を決定しなければならない場合がある事を告知したか。
  5−8  当日までの健康管理の重要性を説明したか。
  5−9  適切な服装や持ち物の説明をしたか。
  5−10  事故時の対策を説明したか。

スタッフのチェック
  6−1  フイールドやプログラム、参加者にあったスタッフの確保がされたか。
  6−2  プログラムの専門性に適したスタッフの確保ができたか。
  6−3  川のレスキューができるスタッフを確保したか。
  6−4  現場でめ責任者を決めスタッフに周知したか。
  6−5  スタッフの分担を決めそれぞれの役割を周知できたか。
      (プログラム進行・参加者のサポートやハンディのある人へのサポート・安全管理)
  6−8  スタッフ全員の泳ぎや川の技術を把握したか。
  6−9  スタッフの中に水が恐い人がいるか。
  6−10  スタッフの中で心肺蘇生法や応急処置の訓練を誰が受けているか。
  6−11  設定されたコースの情報がスタッフに共有化されているか。
  6−12  コースマップを作成し配布したか。
  6−13  運営マニュアルを作成し説明したか。
  6−14  寮故発生時の対応マニュアルを作成し、スタッフの訓練がされているか。
  6−15  事故発生時のスタッフ配置役割分担がされているか。
  6−16  事故発生時の連絡体制を作ったか。
  6−17  事故発生時の連絡のための機材が確保されているか。
  6−18  プログラム変更や中止の参加者への伝達方法を決めているか。
  6−19  スタッフの緊急連絡先がわかっているか。

直前
  7−1  1週間前から天気と、川の水位変化を確認し当日の予測をしたか。
  7−2  水位の変化によるプログラムへの影響を考えたか。
  7−3  直前の増水があった場合の対策をたてたか。
  7−4  川から安全な場所への避難経路を確認したか。
  7−5  道路・交通情報の確認をしたか。
  7−6  通行規制などによる参加者への影響を確認対処したか。
  7−7  コースへの道路の確認をしたか。
  7−8  当日のダム放水予定の確認をしたか。
  7−9  現在の放水量を確認したか。
  7−10  当日の放水計画を確認したか。
  7−11  漁協などとの調整をしたか。
  7−12  同じ水辺を利用する団体、個人との調整をしたか。

装備チェック
  8−1  使用機材の安全確認はしたか。
  8−2  使用機材の破損状況を確認したか。
  8−3  機材のサイズ、数量は足りているか。(レンタル品を含む)
  8−4  救急用品、医薬品などの準備はできているか。
  8−5  レスキューに必要な機材は準備したか。
  8−6  通信機材は整備されているか。
  8−7  電源などの必要な物は、電池やケーブルが確保されているか。

集合時
  9−1  当月の朝に下見をした時と、現在の川の状況の変化を確認したか。
  9−2  参加者の健康状態を確認したか。
  9−3  参加者の持ち物に忘れ物はないか。
  9−4  最終参加者を確認し調整(保険・食事・機材)をしたか。
  9−5  参加者の人数を確認したか。
  9−6  予想される状祝に対処する説明をしたか。
  9−7  コースの状況や特性を説明したか。
  9−8  活動に使用する用具の使い方や施設利用時の注意をしたか。
  9−9  質問、疑問点に付いて尋ね、それに対する説明をしたか。

実施中
 10−1  参加者個々の動きに注意を払っているか。
 10−2  休養などを配慮した適切なプログラムの進行を心がけているか。
 1O−3  全体の動きを見ているか。
 10−4  必要な時に参加者の人数を確認しているか。
 10−5  参加者に危険な行動があればその都度注意しているか。
 10−6  参加者にプログラムの目的が伝わっているか。
 10−7  スタッフ間の連絡方法は確保されているか。
 10−8  スタッフ間の情報に共有化はされているか。
 10−9  事前の天気予報や観天望気から天気の変化に気を配っているか。
 10−10  開始時と比べ流量の変化はないか。(鉄砲水の注意)
 10−11 川の水に濁りの変化はないか。(上流の洪水の注意)
 10−12 漂流物などに注意しているか。
 10−13 他の水辺利用者への配慮はできているか。

実施後
 10−1  関係する交通機関に異常はないか。
 10−2  参加者の人数確認はできているか。
 10−3  帰路の交通に対する注意をうながしたか。
 10−4  使用した備品の数量を確認したか。
 10−5  活動場所の後片付けはできているか。
 10−6  忘れ物はないか。

事故発生時
 11−1  事故現場の状況を把握したか。
 11−2  事故者の置かれている状況を把握したか。
 11−3  他の参加者の置かれている状況を把握したか。
 11−4  他の参加者を安全な場所に誘導したか。
 11−5  スタッフの役割と配置は決められたか。
 11−6  事故者は誰か。
 11−7  事故者は今どんな状態か。
 11−8  心肺蘇生法や応急処置は誰が行うのか。
 11−10  救助手段は適切に行われているか。
 11−11  救助用具は正しく使用されているか。
 11−12  プログラムを続行するためのスタッフ配置がされたか。
 11−13  安全な場所への誘導が必要な場合、適切なスタッフの配置がされたか。
 11−14  救助を行うネタッフや応援はすぜに現場に到着できるか。
 11−15  病院への搬送は速やかにできるか。
 11−16  本部や保護者への連絡は速やかにできるか。
 11−17  事故対応スタッフの位置は明確に伝わったか。
 11−18  参加者への指示は正しくされたか。
 11−19  事故の記録は残しているか。

 事故後のチェック・ケア
  12−1  スタッフの配置は適切だったか。
  12−2  スタッフの動きは適切だったか。
  12−3  用具の不備はなかったか。
  12−4  地域とのトラブルはなかったか。
  12−5  トラブルに対処できたか。
  12−6  次回に向け、改善するべき点が明らかになったか。
  12−7  事故対応は敏速にされたか。
  12−8  事故対応に不備はなかったか。
  12−9  事故報告書は作成されたか。
  12−10  関係機関への挨拶はしたか。
  12−11  次回に向けての改善点は明らかにされたか。
  12−12  事故再発防止のための対策はたてられたか。

 事故後のケア
  13−1  負傷者の記録を作ったか。
        (名前、年齢、住所、ケガの症状、電話連絡などの応対)
  13−2  事故の状況を記録したか。(事故の場所、天候、原因、回避策など)
  13−3  危険な場所を地図に明記したか。
  13−4  事故の状況・ケガの程度などを保険会社に報告したか。
  13−5  負傷者へのお見舞いやお詫びなど誠意のある対応をしたか。
  13−6  家族への状況説明は十分行われたか。
  13−7  再発防止の観点から事故事例研修をスッタフに行ったか。

 評価
  14−1  参加者からの苦情・意見・感想をスタッフ間で共有できたか。
  14−2  参加者の満足度、目的の達成度をはかれたか。
  14−3  実施して得たことをスタッフ間で共有できたか。
  14−4  次回の改善に向けて具体的な提案ができたか。

 実施後の対応
  15−1  施設の後始末をしたか。
  15−2  使用した備品のメンテナンスを適切に行ったか。
  15−3  レンタル品は返却できたか。
  15−4  事故や傷病についての事後対応をしたか。
  15−5  子どもたちの作品などは適切に処理できたか。
  15−6  全体責任者への終了報告をしたか。
  15−7  協力者・関係者への終了報告をしたか。
  15−8  今後の展望を持つことができたか。
  15−9  参加者と事後のコミュニケーションを持てるか。

若宮田川づくりの会トップへ みやわかふれあいページへ